FC2ブログ
竹原信一阿久根市長のブログに対する見解 (15日追記あり)
竹原信一ブログ「医師不足の原因は医師会」
 私が「改革派の市長」として評価している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対して、自身のブログに書いた内容で障害を持つ人たちやその家族、団体、県議会など各方面から非難や抗議の声が上がっています。
 問題の個所は、リンクしている竹原市長のそのブログを読んでいただくと各自判断があろうと思いますが、私なりにこの問題について意見を述べておきたいと思います。

 (引用)「医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全ての医者に最高度の技術を求める必要はない。できてもいない。
 例えば昔、出産は産婆の仕事。高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている

結果、養護施設に行く子供が増えてしまった。『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ

個人的な欲でデタラメをするのはもっての外だが、センチメンタリズムで社会を作る責任を果たすことはできない。

社会は志を掲げ、意志を持って悲しみを引き受けなればならない。未来のために。」

 以上が、引用部分です。
 世の中には子供を欲しいと思わない人もいますが多くの場合、愛する人と結婚し、お互いに愛する人の子供を欲しいと思うのが人情というものだと思います。
 子供を欲する人にとって「妊娠」ということは大きな喜びであり、一日一日お腹の中で成長して行く我が子の鼓動を確認することはこの上ない喜びであります。
 十月十日、母親の血を分け肉を分かちて成長し喜びの出産を迎えるのです。
 妊娠途中で胎児自身の異常や母体の異常の為に「流産」することもあります。その場合でも、医師に対して最善の医療措置をお願いし、何とか出産を迎えたいと思うのが親であります。
 親はただひたすらに「安産」を願い健康な子供の誕生を祈るものであります。
 ただ、親も子供を選ぶことは出来ませんし子供も親を選ぶことは出来ません。
 誰だって「五体満足」に生まれてくる事を願うことは当然ですが、時として様々な「障害」を持って生まれてくることもあります。その結果は、親として受け入れなければならないことであります。

 竹原市長の文面を読むと、障害を持って生まれた人達を「機能障害をもったのを生き残らせている」と恰も「人間として生まれてくるべきではなかった」かのような表現をしています。

 私は、竹原市長のように「障害」を持った人を「劣った人」という見方は批判せざるを得ません。
 私は、知的障害を持つ人たちの通所作業所を運営する社会福祉法人の評議員をさせていただいておりますが、彼らのひたむきな生き方が多くの人々に勇気や感動を与えていることを見てきました。
 生れつき障害をもって生まれ、僅か3歳で死んだ子供が両親や祖父母、病院の医師や看護師、周囲の人々に生きることの意味を教えて逝ったことを見てきました。

 竹原市長の考え方は、嘗て、我が国が大きな過ちを犯した「優生思想」に基づくハンセン病の隔離政策や絶滅政策に通じるものであります。
 「障害」を持つ人たちを「劣った人」という考え方が「しょうがい者」に対する偏見と差別を助長していることを確認すべきです。

(追記)竹原市長謝罪の意思なし
 市議会で「障害者差別だ・・・」と指摘された竹原市長は謝罪の意思は示さなかったそうですが、これは明らかに竹原市長の間違いだと思います。
 竹原市長らしくないと私は思います。
 ブログの言葉づかい、表現を読む限り、障害を持つ人たちを「機能障害を持ったものを・・・」と恰も「生まれてきてはならなかった」と断定的に表現しているのは不適切であります。
間違いは間違いとして認めるべきあります。
 障害をもって生まれた人たちと病気で末期医療を受ける人達、特に高齢者の人達とを同次元に扱うことは間違いだと思います。
 彼が「改革を進める」市長であれば、尚更「不適切な表現をした」ことを認め謝罪すべきだと思います。
スポンサーサイト



【2009/12/12 10:54】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
<<低レベルは廃棄物だけにして欲しいですね・・・常総市議会様 | ホーム | 熊本工業高校定時制生徒の人権学習>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://keihoh.blog58.fc2.com/tb.php/861-ef2e7bf1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

過去ログ

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる