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幼い命との悲しい別れがありました。
 6日の夕方、姪の2歳4ヶ月になる息子が病気で亡くなりました。
7日にお通夜、8日の午後1時からお葬式を拙寺の本堂で行いましたのでブログを書く時間もありませんでした。
 幼い子供のお葬式は、悲しくて悲しくて辛いものです。
 この子は、産まれた時から内臓に疾患を抱えて2年4ヶ月の殆どの期間を病院で過ごし小さな体で病気と闘い続けていました。
 日赤熊本市病院の医師や看護士の方々の献身的な医療に支えられ、両親と祖父母の懸命の看病を受けながら小さな体で病気と闘いながらも笑顔で周囲の人たちに希望を与えていました。
 「よく頑張ったな・・・」としか、この子と両親と祖父母にかける言葉がありませんでした。
 病気と闘い続けることは、本人にとっても家族にとっても辛く苦しい戦いであります。
 傍から見ている私には、病気平癒を祈ることと家族に対して労いの言葉を掛けることしかできませんでしたから人の世の儚さと虚しさを感じたものです。

 深い深い、尊い縁があって命をいただき、親子として巡り合ったのに、こうして悲しい別れをしなければならないことは本当に辛いものです。
 自分の体を引き裂かれるような心の痛みを感じるのことだと思います。

 世の中には、わが子を虐待したり殺したりする鬼畜のような親もいますが、愛するわが子を失くして悲嘆にくれる親から考えると全く持って許しがたいことであります。

 この子は、出会った多くの人々に生きることの意味、命について教えてくれました。
 わずか2年4ヶ月の短い命ではありましたが、50年60年の人生を生き切ったように思います。
 
 生きるということについて今一度考えてみたいものです。
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【2009/04/09 01:38】 | いのち | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
ご無沙汰してます。
今朝のブログで幼い子供さんをお葬儀なされた由、一番可愛い盛りのお別れ、皆さんの哀しみお察し申しあげます。様々の死が報じられる昨今、あまりにも早い死に、「50年60年の人生を生き切ったように思います」のお言葉に救われます。私も今年は75才になりますが、残りを大切に生きねばと思いました。
【2009/04/09 10:28】 URL | 紹山 #-[ 編集]
私も今年は75才になりますが、残りを大切に生きねばと思いました。

コメント有難うございます。
子供に先立たれるということは本当に辛く悲しいことだと思います。

 紹山さんは、75歳。 父は77歳にして自動車学校へ行き普通免許を取得しましたよ。
「まだ77歳ですよ・・・」と言っていました。
 間もなく94歳になる父もひ孫のお葬式に参列して一緒にお経を挙げてくれました。
ひ孫の死で悲嘆にくれる娘と孫娘の悲しみを共有していたようです。

 
【2009/04/09 13:57】 URL | 藤井慶峰(ふじい けいほう) #-[ 編集]
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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