犬のお葬式と人間のお葬式・・・御布施とは
 昨日は、お檀家様の法事で久しぶりにお酒をいただきゆっくりお付き合いさせていただきました。
 施主のご兄弟ご夫婦が宮崎からおいでになっておられましたが、その60代のご主人が「お寺さんの本堂は古ぼけている。ポロだ・・・。もっとお金を本堂の建て替えや整備に掛けたらどうか・・・」などと耳の痛い話をされました。
 私は、「檀家が少ないから建て替える余裕もないし、多額の寄附を貰おうとも思わないから自分で修理したり手を入れたりして維持してますよ・・」と言いました。
 すると、その方の奥さんが「内の当たりは、お葬式のお布施は70万とか80万とか請求されますよ・・・」と笑いながら話されました。
 私は「そういうところもあるでしょうが、私は、お布施はお葬式のお礼ではありませんから、ご遺族が故人の為にご供養として、故人に代って布施功徳を積まれるのだから請求はしません。多かろうが少なかろうが『たくさん有難うございます』とも『少ないです』とも言いませんよ」と申し上げました。

 そんな会話を聞いていた故人の娘婿さん「内の犬が死んだ時にペット霊園に行ってお葬式をしてもらったら5万円でしたよ」と言います。すかさず私が「何度かお葬式のお布施で五万円とかそれ以下だつたこともありますよ、師匠と二人でその額だったことも・・・すると・・・犬のお葬式と人間のお葬式のお布施が一緒か・・・まぁ、私はそれでも構わないんですが・・・」と大笑いでした。
 
 御布施は、道元禅師は「布施というは貪らざるなり・・・」とお示しです。
 お葬式や仏事供養のお布施は、故人の供養の為に、残された人達が功徳を積みその功徳を回向するのですからそれなりの金額が妥当ではありますが、金額を提示して請求するべきものではないと思います。
 逆に、施主は故人の供養として相応しい布施をするべきでものだと考えます。
 勿論、無理をする必要はありません、自分の所得・経済状況に見合った金額で良いと思います。

 布施は、「三輪空寂」と申しまして、布施をする人と受ける人、布施をされる物(お金や食糧品、衣料品、不動産など)が全てが清らかでなくてはならないのです。

 私が、島原半島に居た時、普賢岳災害があり、多くの人々が被災し、消防団員や警察官、報道関係者など44人の方々が亡くなるという大惨事も発生しました。その時、ある暴力団から島原市に対して多額の寄附の申し出でがありましたが、鐘ヶ江管一島原市長はそれを断られました。
 理由は、お解かりでしょう。
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【2009/02/09 01:29】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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