「非常識が常識となる世界」・・・大分県教委汚職と国家公務員定年延長
 連日、大分県教育委員会の汚職事件が報道されています。
 採用試験や昇任試験で不正が当然の如く行われていたことと、便宜を図って貰ったお礼に多額の商品券が使われていたこと。
 子供の為にと贈賄に手を染めた教師、その言葉には、事件が発覚して、我が子に対して申し訳ないという言葉はあっても、我が子の不正採用のために点数を下げられてまで不合格にされた受験者に対する謝罪の気持ちは聞かれません。
 このブログを読んでコメントを下さったカレエダさんは、「自分の子供のことしか考えていない」とそのことを指摘しておられます。
 自分のこと、我が子のことしか考えない大人が教師を勤め、しかも教頭や校長という立場にいるということは大変な問題です。
 商品券を賄賂に使うという非常識、多額の商品券を金券ショップに持ち込めば疑われるのは当然のことですし、手数料で何割か引かれますからかなりの損になります。
 では、デパートで使用すればばれないか・・と言っても、多額の商品券を度々使うのも、一度に多額の商品券を使うのも極めて不自然なことですから疑われても仕方ないことです。
 このようなことが分からない教師だから「非常識」なんですね。
 日頃から、狭い世界で暮らしている教師達の常識は社会の非常識ということが多々あることをこの機会に認識するべきでしょう。

 26日には、国家公務員の65歳までの定年延長が答申されました。
天下りを禁止するという方向に進んでいますので年金を貰うまでの救済措置という色合いが濃い政策のようです。
 そもそも、天下りというのは、キャリア官僚の中で定年まで勤めるのは極一部の者だけでありますが、出世から外れた者の再就職口として作られたのが悪名高い「特殊法人」で税金の無駄遣いをしているところです。
 中には、1日30分程度しか仕事をしないで高額の給与を貰い2・3年で退職して高額の退職金を手にして別の法人へ天下りをする者もいます。
 キャリア官僚は、出世コースから外れたら残るものは殆ど居ないと聞いています。ということは、65歳までの定年延長は、キャリア組みを除く、大多数の公務員に適用されるはずですから、新規採用の削減につながります。
 ただでさえ、正規採用が減っているのですから、若者達に雇用の機会を与え、生活の安定をもたらすことを優先すべきだと思います。
 また、財政改革で人件費の削減に取組む国や自治体にとっても逆行すると思います。
 この65歳定年延長も、非常識と言えないでしょうか。

 私の居る仏教界でも「常識」と思っていることが、世間では「非常識」なことがあります。我が身も振り返って見る必要があります。
スポンサーサイト
【2008/07/27 09:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
<<「日雇い派遣原則禁止」・・・人間の使い捨てを止めろ | ホーム | 中国・ハンセン病排除を撤回>>
コメント
こんにちは。最近は地方自治体がらみの不祥事が多いですね。これは、民間企業とは違い、地方自治体などの役所には民間企業における「内部統制」のシステムや、「内部監査室」などの組織がないということが大きな原因の一つだと思います。私のブログでは「内部監査室」という組織の意味合いなどを掲載しました。地方自治体などの役所でも、このような組織やシステムを早急に導入すべき思います。詳細は私のブログを是非ご覧になってください。
【2008/07/29 11:25】 URL | yutakarlson #.BcbyNME[ 編集]
 コメントありがとうございます。
公務員は、かつては仕事の量の割りに人数が多すぎて人件費ばかりが膨大に掛かっていました。その原因は、首長が選挙資金を捻出する為、また支持者を獲得する為に税金の無駄遣いをしてきたのです。職員の中には、ろくに仕事も出来ない者が多数居ました。
 中には、性質の悪いのがいまして汚職をやるのも居ました。
 首長もそれに群がる人間も性質が悪いのが居ると最悪の結果しか出て来ないということでしょう。
【2008/07/30 06:57】 URL | 藤井 #-[ 編集]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://keihoh.blog58.fc2.com/tb.php/479-3ae32911
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

過去ログ

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる