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中華人民共和国の変貌⑤「中国全土に感動を呼んだ三万㌔の親子旅」①
 昨日は、中国の胡錦涛国家主席の来日の様子を伝えるニュースが何度も流されていましたが、夜、偶然に点けたテレビで中国の親孝行の話が放送されていました。
 ビートたけしの「アンビリバボー」という番組です。母の日を前に、素晴らしい話を見ましたので私なりに解説を連載してみますので是非、読んでいただきたいと思います。

 この話は、74歳の息子が99歳になる母親を自転車で引くリヤカーに乗せてチベットを目指すという、実話でした。
 苦労続きの母親が「地の果ての海南島と天の果てのチベットへ行ってみたい」というので、74歳の息子が親孝行の為に連れて行こうと決心しますがお金はありません。
 考え付いたのが、リヤカーの上に板で屋根つきの座席を造って自転車で引っ張ると言うものでした。
 広大な大地の中国大陸を自転車で横断するだけでもとてもできる事ではないと思いますが、この老いたる孝行息子は果敢なる挑戦をするのです。
 息子の名は、王一民(ワンイーミン)さん、妻に先立たれて、それまで独り暮らしをしていた母とふたりで暮らすようになりました。母は、苦労の連続で足腰が弱くなってからと言うもの10階建てのアパートの6階の部屋から10年間ほど外に出ることはありませんでした。
 元気だった頃、母親に何ひとつ孝行できなかった王一民さんは、「母が元気なうちに何かしてあげたい」と考えていました。
母に訊くと「チベットに行きたい」と答えます。このふたりが住む町、黒龍江省塔河は、中国の最北端です。母に地図を見せて説明してもその膨大な距離が理解できません。
 中国人にとってチベットは、世界で一番天に近い所で、特に、ラサには、仏教の象徴であるポタラ宮があり、神聖な場所として憧れの的でもありました。
 王一民さんは、母を連れて行くことを決意し、2000年5月1日、リヤカーに母を乗せて出発したのです。
 母は、10年ぶりに美しい花々の咲く景色を見て感動し開放感を味わうことができました。
ふたりのリヤカーは、でこぼこ道や坂道をゆっくりゆっくり進んでいきますが、74歳の老体には応えます。
 疲労感が見える息子を気遣い母は「疲れたからやすみたい。急いでいくことはないよ・・・」と息子を休ませようとするのです。
 自分達の年齢を考えると、ゆっくりすることはできません。王さんは、一日でも早く着かなければと言う思いで急ぐのですが疲れ果てて一歩も進めなくなってしまいました。
 王さんは、民家を見つけて「泊めてください」とお願いしたのですが、荷台の母親を見て「こんなところに親を閉じ込めて・・・」と怒って受け付けてくれませんでした。
 王さんは、ロープを肩に掛けて荷台の重さを上半身でも引っ張るようにして肩に食い込むロープの痛みをこらえ続けて歩みを進めたのです。 (続く)
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【2008/05/09 09:30】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
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