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熊本市の公開討論会
 昨夜、熊本市の県立劇場で開催された熊本市長選立候補予定者の公開討論会に参加した。企画したのは、大学生を中心とした日本の将来を真剣に考えている若者達だ。討論の内容も良く考えられており4人の候補者の考え方が分かり易かった。
 市長は自治体の舵取り役であり、市長によって市民生活は大きく左右される。箱物ばかり造る市長は必ず借金を増大させ後世に負担を回す。その結果、後の市長は借金返済と財政再建の為に住民サービスを削らざるをえないという悪循環に陥るのだ。
 これまでの我が国のあり方は、国から地方まで箱物と土木行政、それに伴う利権政治だったと言っても過言ではないと思う。
 政治家になること自体が「金が掛かることが常識」である限りこの体制は変わらないだろう。
 候補者のひとりは「熊本市は元気が無い」と何度も繰り返していたがその「元気」とは何を基準に言っているのだろうか?また元気なことがいいことなのか?と不思議に思った。この候補者は、政治家が元気だった、かつての口利きと利権政治の横行した熊本市に戻そうと言っているのではないか?これは言いすぎだろうか。
 今、熊本市の周辺に大型店が次々に進出している。これら店は、やがて市の中心街の商店を廃業に追い込み空洞化を招く。その後に来るのが大型店同士の潰し合いで生き残るのは半数になるだろう。そして、年老いた市民は買い物に行くことさえ儘にならなくなり、競争を生き残ったコンビにで食料品を買い求めることになりはしないか。
 「規制緩和政策」がもたらす新たな弊害でありこれからも続いていくだろう。その点、第二空港線佐土原地区に進出予定の大型店の進出にストップをかけている熊本市の姿勢は評価できる。
 現市長幸山氏の「将来に残すべきものは素晴らしい熊本の自然と水、歴史、文化・・・住んで良かったと言われる故郷熊本」という言葉に共感を覚えた。
 現代を生きる大人は、これまで「もっと豊に、もっと快適に・・」と発展を求めてきた結果、美しい自然を破壊し美しく優しい人の心を破壊してきたことを知るべきである。
 今回の討論会、参加者が予想(満員)に反して700人程度だろうか、少々少なかった。これが、政治に対する関心の低さを物語っているのかもしれないがいささか残念だった。この点は、マスコミの宣伝協力が足りなかったのかもしれない。
 ただ、若者たちが身銭を切って開催してくれた討論会と彼らの志を決して無駄にしてはならない。マスコミ関係者の方々は、この討論会の内容をできるだけ詳しく市民に伝えていただきたいものだ。
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【2006/10/27 10:32】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
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