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命の絆・・・父と娘の心中事件に思う
 27日の午後、千葉県野田市で34歳の交通事故の後遺症で寝たきりだった娘さんがベッドで死亡し、63歳の父親が首を吊って自殺しているのが発見されました。
 警察の調べでは父親が交通事故の後遺症によって寝たきりになってしまった娘さんの将来を悲観しての無理心中ではないかと見られています。
 なんとも痛ましい、悲しい事件です。
 娘さんの容態や家庭の経済的生活状況、交通事故による補償問題など詳細については分かりませんが家族が病気や事故で介護が必要になったり、回復の見通しが立たない状況になると家族は大きな精神的、肉体的、経済的な負担を強いられます。
 こういう状況になった家族を社会で支えていくシステムの構築が必要だと思います。
 私が関わりあっている知的障害者の通所作業所を利用しておられる子供さんの母親が「この子を残して死ねない。順序から行くと私が先に死んで行くでしょう。その時、この子を残して行けないのです。だから、なんとか、ここで生きていく力を着けさせたいのです」と涙ながらに話されました。ご家族にとっては、真に切実な問題なのです。
 私にも一男二女がおりますが、病気や事故で介護が必要になったとしたら将来の希望が持てない状況になったとしたらと考えると決して他人事ではありません。
 この事件の父親の気持ちが分かるような気がします。
 和尚として殺すという行為も自殺も容認する事はできないことではありますが、この父親を責める事はできないと思います。
 何でもかんでも「自己責任」で個人の責任にして公的支援を少なくしようとする国や行政の動きには反対です。逆に公的支援こそ必要だと思います。
 社会の中で支えていくシステムが構築されていれば、この事件は防げたのかもしれません。
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【2008/01/28 01:06】 | いのち | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
ご本山での ご法話 ありがとうございました。方言をお使いください。鶴見は沖縄 ブラジル
色々なところからきた人たちの暮らしている町です。九州なまりが なつかしいと 思う人もいらしゃると思います。ご法話に参加した大半のかたは、ワープロにさわれないので メールあまりいかないかもしれません。ゴメンネ
【2008/01/28 21:07】 URL | #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
日頃から熊本弁でしゃべっておりますとなかなか標準語で話すのは難しいです。
 逆に、熊本弁で話をして自分で解説する話術も面白いと思って使っています。
 メールについては、参加者の年齢層からみても少ないとは思います。パソコンを使うと頭と指先を使いますから高齢者には頭の活性化になると思いますので敢えてメールやブログの話をします。
 これからも時々覗いてコメントください。よろしくお願いします。
【2008/01/28 21:45】 URL | 藤井 #-[ 編集]
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藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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