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佐世保猟銃射殺事件から何を学ぶか①
 14日の午後、長崎県佐世保市のスポーツクラブ・ルネサンスに猟銃を持った男が武装して押し入り、水泳指導をしていた倉本舞衣さん(26)と、予め呼び出していた同級生の藤本勇司さん(36)を射殺し、子供達にも怪我をさせて逃走、教会の敷地内で自殺するという事件がありました。
 犯人は、馬込政義(37)で、警察の調べによると、倉本さんに一方的に好意を抱いており倉本さんに交際相手がいることを知りストーカー行為を繰り返した挙句、殺害行為に及んだようです。
 この馬込容疑者は、失業してなかなか再就職ができずに悩んでいたようです。また、ローンで買った大きな買い物が災いして支払いに困っており、自暴自棄になっていたと言われています。
 それにしても、猟銃4丁と弾を2500発も持っていたというから驚きです。規則では、800発以上は自宅に所持してはならないことになっているそうですが、守っていなかったと言うことです。
 この事件を見て、様々な社会の中の矛盾を感じます。
失業して再就職が見つからないというのは、勿論本人の責任もありますが、正規雇用の減少、派遣やパートなどが多く、なかなか就職できない現実があります。これは、目前の生活に直結していますから大変です。まして、借金を抱えていれば尚更のことです。
 そういう状況の中で、一方的ではあるが恋心を抱いた。しかしその人には交際相手がいる。自分の現状を考えれば彼女の気を惹きつけることなど到底できそうにない。結局、自暴自棄になって、殺人から自殺へと言うことでしょう。
 この男、猟銃を4丁も持っていたというから余程のマニアなんでしょう。庶民感覚としては、このような人間に銃器の所有を認めること自体がおかしい様な気もします。まして、この男の周辺住民から、猟銃所持の許可を取り消すよう警察に要望が来されていたということですから、警察の対応は間違っていなかったのか、当然問われることになります。
 また、10人ほどの同級生に対して、スポーツジムに来るよう呼び出していたということですから、来た人は皆殺しにするつもりだったのでしょう。
 自殺するんだったら人を巻き込まないで勝手に死ねと言いたいです。
 格差が拡大していく社会の中で、取り残されていく人々の現実はかなり厳しいものがあります。
 バブル経済が破綻する前までは、物質的豊かさを享受したこともあったでしょうが、物質的な豊かさは心の貧しさを招いたようです。心の貧しい人達が、犯罪に手を染めるということも多分にあるようです。
 この事件を含めて、様々な犯罪は、これからの日本がどうあるべきかを示唆するものであると思います。
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【2007/12/20 01:14】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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