沖縄に学ぶ・平和講演会③
 教科書における沖縄戦記述の変遷を見ると、復帰前は本格的な記述はなかったそうです。
 復帰後は、ひめゆり部隊などを悲劇的に取り上げているが典型的な「殉国美談」的な内容になっていたそうです。
 1982年の検定意見は、「住民虐殺記述の削除を」要求したが沖縄県民の抗議によって記述は復活。「虐殺を書くなら集団自決も書け」ということで今回まで集団自決の記述が書かれていたということです。
 それが、今年の教科書検定で「日本軍の強制による集団自決」の記述が問題となったのです。
 「自決」の意味には沖縄と本土の間には温度差があるということです。「集団自決」という言葉の持つ意味も国の為に自ら死を選んだ「殉国美談」ととるか、「強制死」ととるのか大きな違いがあります。
 これは、沖縄戦体験者の実感としては「集団自決」と「住民虐殺」は同じ意味であり、戦後生まれの人達にも受け継がれているそうです。
 戦陣訓や教育によって刷り込まれた意識の人達にとっては、軍隊の強制による集団自決は形を変えた住民虐殺に他ならないのです。
 捕虜になることを禁じた軍隊の論理が住民をも支配していたということであります。
 また、中国人や朝鮮人、外国人に対する蔑視観が沖縄県民に対してもあったと考えられ、兵隊による虐待や強奪、強姦事件が頻発したことはそのことを物語っていると言うことです。
 
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【2007/11/21 01:11】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
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