ある殺人者の後悔
 かつて暴力団の幹部を殺害した男性Aさんと面会したことがありました。
 彼が殺害したのはある暴力団の幹部で、若い衆を押え付けて組から奪回することをさせなかったそうです。
 Aさんの友人は、その暴力団のパシリや運転手としてこき使われており何とかして逃げ出したいと考えていたそうですがさせて貰えなかったそうです。
 その為、Aさんは友人を暴力団から「救出する」為に、暴力団の幹部を集団で殺害したそうです。
 Aさんは「他人を苦しめるやくざだから殺しても構わない・・・」という思いを抱いていたそうですが、裁判の中で、そのやくざにも妻や子供が、家族がいて悲しんでいる人がいることに気付かされ、一人の人間の命を奪ったことを後悔したそうです。
 その話を聞いて「相手が普通の人ではなく、やくざで良かった」という思いが、私の心の中に一瞬よぎりました。
 しかし、殺人は決して肯定されるべきことではありません。
相手が誰であろうと命を奪う事は許されない事です。
ただAさんの場合は、防衛手段として行なった行為でありますから、ご遺族の方々には誠にお気の毒ではありますが、ある程度同情の余地はあるように思います。なかなか難しい問題ではありますが・・・。
 Aさんと私は、お経を上げて焼香し、被害者のご冥福をお祈り致しました。
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【2007/08/30 01:11】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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