20日、朝から熊本市の宗岳寺住職堀田雪心さんと宇土市の河野敏信さん、私の3人で軽トラと私の車で球磨村渡に支援物資を届けて、民家の床下の泥出しのお手伝いをさせて頂きました。支援物資は、緊急支援ネットワーク熊本、チーム宇土支援センター、水俣のコミュニティセンターから提供して頂いた物です。
犠牲者が出た老人ホームにも行きお参りさせて頂きました。老人ホームは、小学校の上にあり、かなり高い所にあり、「こんな所にまで水が来たのか」と、3人とも唖然としました。
堤防から15メートルから20メートルを遥かに越えて人々の家々をのみ込み押し流しておりました。
想像を絶する超大洪水だったのです。
国道沿い、鉄道沿いの家々は、屋根を越えて激流があらゆる物を奪っていました。
ニュースで何度も放送された赤い橋は、この渡地区にあり、橋の300メートル程下流にあった肥薩線の鉄橋も流されていました。
流された橋には、対岸の水源地からこの地区の上水道の送水管が併設されていましたから完全に断水しており、回復の見込みは立っていません。
床下に流れ込んだ土は、べたっとしてスコップにへばり着いてしかも重い物で腰を痛めそうになりました。
復興への道は、限りなく遠くきついものだと思いますが、これからも出来る限りの支援をさせて頂きます。
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