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宇土市議会2019年第一回定例会での一般質問を公開します。①
①昨年6月議会にも質問しました地元からも撤去を求められております轟の白山裏手の山、尾坂国有林に埋設されていますダイオキシンを含む除草剤の完全撤去について
この2.4.5Tダイオキシン除草剤については、昨年4月30日の読売新聞と先月には、熊本日日新聞にも大きく取り上げられましたのでご覧になられたことと思います。他にも、掲載されたかどうか承知しておりませんが、朝日新聞社からも取材に来ましたので掲載されたか、何れ掲載されるものと思います。
 福岡県でも、佐賀県の背振山の埋設地が福岡市の水瓶である五ケ山ダムから1キロメートル位しか離れていないということで大きな問題になっております。
福岡県や福岡市、那珂川市など周辺自治体も完全撤去を求めておりますが実現しておりません。

 この問題は、私が一期目の時から度々一般質問で取り上げております。正直言って、もう質問しないで済む状況になることを私も含め地元の方々も切に願っておる訳です。
 しかしながら、営林署は完全撤去に応じる様子は全くありません。
前回の質問の時にも申し上げましたが、

全国で54ヵ所の国有林に埋設された除草剤2.4.5Tダイオキシンは、ベトナム、カンボジア戦争でアメリカ軍によってジャングルの木々の葉を枯らすために撒かれた猛毒のダイオキシンを含む除草剤であります。我が国の化学工場でも製造されておりました。
営林署は、森林管理の為に散布しておりましたが、従事した職員や薬剤の影響を受けた人が癌を発病したり奇形の赤ちゃんが生まれたりしたということで
1971年に使用を中止し廃棄を決めたものであります。ある営林署では、除草剤散布に従事した10人の内7人が癌を発病したとあります。極めて発がん性の高い危険なものであります。
その時の国の指示は、1ヵ所には300キログラム以下であること。薬剤を10倍程度の土と混ぜてセメントで固める。そしてビニールをひいて埋設し1メートル以上の土を被せるようにとの指示でありました。
ところが、全国の埋設地ではドラム缶のまま埋めたり、ビニールを敷いていなかったりして漏れ出して土壌を汚染したり、水源地の水を汚染したりしているところもあります。
宇土市の場合、2025キログラムという指示された量の7倍もの量を1か所に埋設しています。この量は、200リットルのドラム缶10本を超える量であります。
熊本営林署は宇土市の山に「一ヵ所に300キロ以内」という国の指導に反して規定の7倍もの除草剤を埋設したことになります。これは、営林署による「不法投棄」と言っても過言ではないと思います。例え、自分の所有地であっても不法に廃棄物を補完することは「不法投棄」と見なされる訳であります。
昨年の読売新聞の記事の最後に「地震の影響が懸念される埋設地については、除草剤の撤去も検討する」としている。とこれまでとは一歩進んだコメントになっておりましたが、実際は、全く撤去する意思はないと聞いております。
全く以て、腹立たしい思いを致しております。
熊本日日新聞の記事の最後に、熊本学園大学の中地重晴教授のコメントとして「ダイオキシンは、神経障害などを引き起こす恐れがある。農水省は同時期に埋められた別の農薬を無害化処理しており、掘削マニュアルも存在する。林野庁は本気になれば、2.4.5T剤を撤去できるはずだ」と指摘する。
と、はっきりと書いてあります。私も他の専門家から撤去できるし無害化処理が出来ると聞いております。要は、営林署はやる気がないのであります。
これまでも市長から何度も完全撤去の要望書を提出し、県も、昨年初めて撤去要請文を出された訳ですが、この際、国会議員の先生方や県とも協力して強く完全撤去を求めるべきだと思います。その点について、市長の考えと撤去を求める強い決意をお聞きしたいと思います。

(元松市長)
答弁
 藤井議員の質問にお答えします。
 ダイオキシンを含む2,4,5T剤の完全撤去につきましては,議員もご承知の通り,これまで幾度となく九州森林管理局に要望を行ってきましたが,残念ながら実現しておりません。
2,4,5T剤の完全撤去要望については,近いところでは,昨年8月に九州森林管理局の松葉(まつば)瀬(ぜ)森林整備部長に対し協議を行っております。
この協議の中では,先月19日の熊日新聞の2,4,5T剤の記事にも書かれていた農林水産省では埋設農薬の処理を確立し撤去を行っていることや,市と地元議員との三者による協議の開催,熊本地震後の土壌・地下水の調査などについても話を行っております。
土壌調査の要望については,熊本地震前に一度行われていましたが,その時は,2,4,5T剤を処理した埋設地で,ダイオキシンの横への広がりを調査し,結果,横への広がりは確認されませんでした。
しかし,実際には埋設された2,4,5T剤からダイオキシンが溶け出す場合,横方向に溶け出すよりも地下に向かって溶け出すほうが現実的であることから,市民が少しでも安心できるよう埋設物下側の土壌を再調査するようお願いし,現在,埋設地下層の土壌調査が行われているところです。
しかし,私たちが本当に安全で安心して暮らしていくためには,2,4,5T剤の完全撤去が必要であり,議員からもご指摘があったように,これまでの要望を続けて行っても完全撤去は難しいこと思われることから,市としましても,国の機関に働きかける方法について,最善策がないか,例えば国会議員を通して撤去要望を行えないかなど検討を行い,より強く完全撤去を求めていきたいと思います。

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【2019/03/07 22:34】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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