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映画「俺は君のためにこそ死にに行く」
 日曜日の夜、太平洋戦争の末期に、二十歳前後の前途有望な5000人もの青年達を「神風特攻隊」として無駄死にさせた特攻攻撃の犠牲になった若者達を描いた映画「俺は君のためにこそ死にに行く」を見た。
 この映画は、石原慎太郎が特攻隊の青年達を、母親代わりとなりやさしく見守り、そして見送った鹿児島県知覧町の鳥浜トメさんの話を聞き取りして書いたものだ。
 私は、知覧町の特攻隊基地跡にはまだ行ったことはないが、鹿屋基地と指宿の特攻基地跡には行ったことがある。
 鹿屋基地は知覧と同様に航空隊の特攻基地でもあった。指宿は海軍の「人間魚雷」の基地であったという。
 基地に残された、彼らの遺書や愛する家族や恋人に宛てた手紙は涙なしには読むことができない。彼らがどんな思いで死んで行ったのか・・・ 特攻隊員を指導した教官の手記に「特攻隊として死んでいく少年たちに『皇国軍人として天皇陛下の為に死ね』と厳しく指導してきた。しかし、彼らは突撃のその時に、多くの若者が『お母さーん』と叫んで死んでいったことを後で知った。自分はなんと惨い事をしてきたのかと悔やまれてならない」と書いてあったがそれが人間としての当たり前の心情であろう。
 この映画は、戦争の愚かさと平和の尊さ、生きることとは・・・死ぬということは・・・命を考えるテーマにもなり得る。
 ただ、石原慎太郎が書いただけに「みんな靖国で会おう」と誓い合って突撃していくのだが「靖国神社」が強調されているのには抵抗感を感じた。
 靖国神社が、戦争を指導したA級戦犯が合祀されずに、戦争の犠牲になった一般国民もお祀りしてあるのなら「靖国神社論」はまた変わってくるのであろう。
 それはそれとして、多くの若者に見て欲しい映画ではある。
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【2007/05/23 01:58】 | いのち | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
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