佐世保少女殺害事件から、どういう育て方をしたら「人を殺したい・・・」と思うようになるのか
 父が亡くなってから2カ月が経過しました。
多くの皆様からご弔問をいただき、またお悔やみのお言葉をいただき感謝致しております。
 この間、忙しさに追われブログの更新も疎かになっていたことをお詫び申し上げます。
 さて、今夜のニュースで佐世保市の高1少女殺人事件の加害者の少女が、継母に「人を殺したい」と言っていたことが明らかになりました。
 弁護士である父親と継母は、医師からも「極めて危険」と告げられ、児童相談所にも相談したものの事件を未然に防げなかった訳であります。
 誠に被害者とご遺族にとっては、残念無念、悲しい結果になってしまったのであります。

 加害者は、小学生時代から給食に殺虫剤や人体に危害を及ぼす薬品を度々混入させたり、猫を殺して解剖したりする異常行動があったと伝えられています。
 そして「人間を殺してみたい」とも言っていたそうです。

 これは、あくまで私の思うところでありますが、加害者は、裕福な家庭に生まれ育って何不自由なく過ごしてきたものと思われます。ただ、家庭から外へでてみると、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校といずれも一定のルールの中で生活しなければなりませんし、思う通りにならないこと、人間関係でも様々な問題が有っていたはずです。むしろ、それが当然のことであります。
 そういう中で、加害者は生き物を殺して解剖することに異常なまでに興味を持ち、それを実行することで自らの欲望を満たしていたのだと思います。
 この言葉は、これまでも何度か書いておりますが、孟子の言葉で「飽食暖衣 逸居して教えざるは 即ち禽獣に近し」という教えがあります。
飽食暖衣とは、美味しいものを沢山食べて良い服、豪華な服を着ることです。
逸居とは、怠けることであります。
禽獣(きんじゅう)は、けだもののことです。
つまり、美味しい物を沢山食べて、良い服を着ていても、怠けて人としての道を教えなければ、また、自らが学ばなければ禽獣に近いということです。
 親が子供に教えなければならないことの第一番目が「命・いのち」の尊さであり、生まれて来たこと、親子として巡り会ったことの幸せを伝えることです。そして、命には限りが有り、儚いものであり、いつかは別れて行かなければならない定めであることを伝えることです。
それが、全ての命を愛しいと思う心を育んでいきます。
そして、人間としての心構えや身だしなみや生活習慣(躾)を教えなければなりません。
 人間は、人間としての教育をしなければ「人間」には育たないのであります。
 加害者の父親が妻が亡くなられてから2ヶ月後には再婚されたそうですが、これも、常識から考えて可笑しなことです。
父親が母親に対して愛情があったのかどうか疑問です。恐らく子供の立場からも疑問であったでしょう。
 妻が闘病生活を送っている間、夫としてどうだったのか甚だ疑問であります。
妻を母を亡くした悲しみを家族で労り支え合っていたならば母親の死を少女は大きな成長のきっかけに出来たと思います。
 結局、加害者の少女からみると、「母親も妻としての人間も交換のできるもの」と思えたのではないでしょうか。
「子は、親の後ろ姿を見て育つ」と言われますが、失礼ながら、この親にしてこの子ありと言うことではないかと思います。
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【2014/08/05 00:52】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
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