父が満98歳(世寿99歳)で永眠致しました。謹んでお知らせ致します。
 友人知人の皆様へ
 今月1日の午前零時半頃、療養中の父が永眠致しました。
足を滑らせて腰のあたりを圧迫骨折してから入院してから40日あまり、年齢的な限界でもあり次第に衰弱して眠るように静かに息を引き取りました。
 父は、天草郡松島町(現上天草市)阿村の海運業を営む家に、9人兄弟の5番目で生まれ、勉強が好きで好きで堪らず、勉強する為に15歳で出家した人でした。 
 戦時中は、中国大陸を北の満州から南の海南島まで転戦して、何度も命拾いをしたそうです。背中には銃弾が貫通した深い傷跡が残っていました。
 昭和21年3月に復員、昭和22年に僅か30軒程しか檀家のない貧しい寺に養子に来て、昨年50回忌を迎えた母との間に男4人、女1人、5人の子供をもうけ、朝の勤行が終わると畑を耕し、大根や白菜、落花生、なすやトマトなどの野菜の栽培から養蚕、山羊の飼育など体に鞭打って働き私達を育ててくれました。
 住職と第一生命の保険外交員との二足の草鞋を履き、寺を守り盛りたてて私達を育ててくれた時期もありました。
 そんな父母の後ろ姿を見て育った私は、その恩に報いる為に父の跡を継ぎました。
 昨年7月の母の50回忌には、5人の子供とたくさんの孫、ひ孫に囲まれてとても嬉しそうに「ワシは116歳まで生きる。御観音様が『お前は私が守ってやるから116歳まで生きろ』と言われた・・・」と語っていました。
 その言葉を頼りにもっと長生きして欲しいと願っておりましたが、来月に予定していた白寿のお祝いを待たずに逝ってしまいました。
 今は、父に対する感謝の気持ちで一杯です。
 1日に仮通夜、2日の11時から密葬を近親者のみで勤めました。
 6日の19時からお通夜、7日の14時からJA熊本宇城宇土斎場で本葬をお勤め致します。
 
スポンサーサイト
【2014/06/03 23:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4)
<<宇土市議会6月定例会での私の一般質問をお知らせします。 | ホーム | 恵楓園にカーネーション>>
コメント
慶峰さんへ

 おくやみ申し上げます。
さびしくなられますね。
お父様は立派な人生を送られたお方ですね。
天寿を全うされた見事な人生は、慶祝に値するものだと思います。
慶峰さんご自身も、世のため人のため頑張っておられますが、三人の子どもさんたちも立派に育て上げられ、慶峰さんは大変な親孝行をされたと思います。
お父様は思い残すことなく心安らかに逝かれたと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。
【2014/06/06 13:43】 URL | カレエダ #-[ 編集]
カレエダ様
有難うございます。
父の一番の願いが子か孫から弁護士を出すことでした。その希望を孫の大慈がかなえてくれたことが父にとっても私にとっても最高の喜びでした。
【2014/06/06 16:12】 URL | 藤井慶峰 #-[ 編集]
慶峰さんへ

お疲れさまでした。
この度の御尊父の葬儀は、カレエダもカレハも初めて経験した素晴らしいものでした。慶峰さんのお話にも感激しました。
日頃カレエダは言っています。
「わけのわからぬお経を長々と聴かせるのは、お寺の独善であり傲慢である。仏教伝来以来千五百年も経つのに、お経を日本語に直さず、中国語のまま棒読みして聴かせるのは、坊主の大怠慢である」と。
わけのわからぬお経を長々と聞かされると人は心を閉ざします。30分のお経を省略して慶峰さんがお話しをされたのは流石だと思いました。

今度の葬儀は定刻午後2時に始まって47分間、中国語棒読みのお経はありませんでした。その後のお経もほとんどすべて日本語で、漢詩の朗唱を聴いている感じで、耳を傾ければなんとかわかるような気がしました。わかろうと、しっかり耳を傾けるので、1時間25分の葬儀の時間も短く感じました。焼香のときは、わけのわからぬお経が流れていましたが、あれは焼香をしながらバックミュージックとして聞き流すので気になりませんでした。あの程度ならいいのではないでしょうか。
いままでに経験したことのない通夜、葬式でした。

衆生の目線で考える「やさしさ」を感じました。
大慈を実践された御尊父にふさわしい葬儀だったと思います。

今カレエダは新しいブログに移行中です。落ち着いたらカレエダの新しいブログ「カレエダの旬刊随想」で取り上げさせていただきたいと思っています。よろしくお願いします。
【2014/06/08 07:13】 URL | カレエダ #-[ 編集]
ご夫婦でお参りいただき有難うございました。
1日、2日の通夜、密葬と昨日の本通夜と本葬はなかなか大変でした。
父が「法泉寺で御葬式をしてくれ」と言っておりました。
 法泉寺では、狭くてご参列の皆様を外に立たせることになりますし、駐車場も足りませんリのでこのような形にしました。
 多くの住職達が手伝ってくれました事もあって、父に恥じることのないお葬式が出来たと思います。
 
【2014/06/08 18:27】 URL | 藤井慶峰 #-[ 編集]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://keihoh.blog58.fc2.com/tb.php/1641-dca4678e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

過去ログ

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる