宇土市境目町に開設が予定されているミニボートピアについて、宇城地区保護司会では、6月28日の総会に於いて下記の理由により反対することを決議しました。 よって、宇土市長、宇土市議会、宇土市教育委員会に対して、開設許可を認めないよう強く要望致します。 (反対の主な理由) ① これまでも、パチンコや競輪、競馬、競艇などのギャンブルにのめり込み、経済的破綻を来たし、借金を抱えて一家の主や主婦が自殺した家庭もあり、家庭崩壊に繋がった事件がありました。その犠牲になるのは、子供たちであります。青少年の健全育成の立場からも容認できないと考えます。 ② 開設予定の施設では、年間売り上げを10億8千万円としています。その売上は、宇土市はじめ近隣市町村の人達がつぎ込むお金であります。例え、宇土市に8パーセント程度の協力金が来たとしても、ギャンブルによって経済的困窮を来し、税金や国保税、年金保険料、給食費等を滞納されることになれば、その金額以上の損失を被ることは明らかであります。 ③ 当該施設を開設したい業者は、「雇用もあり、地域の活性化に繋がる」と言いますが、八代市の日奈久に開設された場外馬券売り場の現状をみても分かるように地元の活性化には繋がっていません。ギャンブルに来る人達は、その為にだけ来るのであって買い物をすることは極めて少ないのであります。 ④ 「教育立市」を掲げる宇土市にとっても相反する施設としか言えません。 以上