曹洞宗九州管区教化センター「心の電話」の原稿を公開します
16日から31日まで私が担当する「心の電話」の原稿です。
2分50秒という制約もあり拙い内容ですが公開します。
電話で聴きたい方は、092-622-6160で聴くことができます。

 こちらは、九州管区教化センター心の電話です。
 お彼岸の世界、即ち心安らかな日々を送る為に私達仏教徒が行うべき六つの智慧の一つに忍辱という教えがあります・
漢字で書きますと、忍は「忍」、「辱」は「屈辱」或いは「恥辱」の辱と書いて「にんにく」と読みます。
 この忍辱は、ただ「我慢する」ということではなく。心に悪意や恨みを抱かない。悲しみや苦しみから逃げ出すのではなく、そのまま受け止めて行くということです。
 今、NHKの大河ドラマでは平の清盛が放送されておりますが、平家物語の冒頭に、
 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必滅の理をあらわす 驕れる人も久しからず 唯春の夜の夢のごとし 猛き者も 遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ と歌われています。
この世の中は、諸行無常であり、何一つとし変わらないものはありません。
盛者必滅 会者定離で、栄えるものも必ず何時かは滅び、会うた者は必ず別れて行かなくてはならないのが世の中の道理であります。
また、いつ、どんなことが起きるか分からないのが世の中でもあります。
昨年三月の東日本大震災も、先日来の熊本県、大分県を襲った豪雨災害も、そのことを如実に表しています。
 自分の思う通りにならないのもこの世の中であります。このような世の中のだからこそ、苦しい時、悲しい時には、支え合うことによって苦しみや悲しみは半分にも三分の一にも小さくすることができます。
慶びの時は、みんなで慶びを分かち合えば二倍にも三倍にもなるのです。
人生に苦難はつきものであります。
その苦難をしっかりと受け止め、共に助け合って生きて行くことが、自らを磨きあげて行くことにもなるのです。
 
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【2012/07/17 23:55】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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