11月1日から15日まで曹洞宗九州管区センターテレホン法話を担当しています。
(以下は、テレホン法話原文のままです)テレホン法話092-622-6160
(注)2分50秒から2分55秒内での法話ですから内容がどうしても限られてしまいます。

こちらは、曹洞宗九州管区教化センター心の電話です。
今回は、利行についてお話し致します。
利行の利は、利益の利と書きます。行は行うということで人様の為になる行いをするということです。
 現代の言葉で言うと「ボランティア」とも言えるでしょう。
3月11日、東日本大震災が発生し未曾有の大災害となって2万人余の犠牲者を出しました。震災の直後から全国は元より世界各地からボランティアに多くの人々が駆けつけました。
 道元禅師は、利行について 愚人思惑は利他を先とせば自らが利省かれぬべしと、しかには在らざるなり利行は一法なり遍く自他を利するなりと説いておられます。
 解り易く言いますと、愚かな人は人の為になることをすれば自分が損をすると思う。そうではない、利行は仏法の実践であり遍く自分も他人をも利益をうけるのだということです。
 「情けは人の為ならず 巡り巡りて我が身まで」という諺があります。
この言葉は、人様に情け、つまり良いことをしてあげることは人の為にするのではない。その結果は、巡り巡って我が身に戻ってくるということです。
 私は、自殺防止ネットワーク風というNPO法人の相談員をしていますが、今年の8月のある日、1年ほど前から時々相談を受けていた50代の女性から電話がありました。とても元気な声で「先生、私気仙沼に来ています。私にも何か出来ることがあるのではないかなと思って思い切って来ました。
 被災者の皆様のお手伝いをさせていただいていますが、ここに来て良かったです。私が死のうと思っていたことがちっぽけなことに思えてきました。先生に相談して良かったです。」と話してくれました。
当にこれが道元禅師の利行であります。
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【2011/11/02 00:08】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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