司法修習生の厳しい現実・・・やはり「給費制度」維持すべき
 司法修習生の給費制度維持と法科大学院制度見直しを訴える為に恥を忍んで投稿したものが31日(日曜日)の熊本日日新聞に掲載されたことから県弁護士会会長と日本弁護士連合会役員の弁護士さんから連絡があって弁護士会の給費制度維持を求める活動への協力を求められました。

 この11月から実施された貸与制度の貸付が実行されるのは12月末からですから修習地を遠隔地に決められた修習生の中には、アパートを借りる為の資金がなかったり、引っ越し費用がなかったり、無収入の為にアパートを借りることさえできない人も出ているそうです。

 千葉県在住の修習生の女性は、縁もゆかりもない熊本に修習地が決まったそうですが、引っ越し費用が捻出できずにに修習生を辞退したそうです。つまり、これから1年間働いて、引っ越し費用を捻出してから来年度の修習を受けると言うことです。
 何とも気の毒な話です。

 一生懸命に勉強して厳しい試験を勝ち抜いたのに経済的理由で法曹を諦めなければならないとは何と悲しいことでしょう。
 司法試験に合格して司法修習が済んだ人は、弁護士、裁判官、検察官という職に就くのが一般的ですが、どの職業も極めて公共性が高いく公平公正と正義感をもって臨むべきものでありますからこそ国費で法曹を育ててきたのです。

 給費制度から貸与制度に変わったことから法曹を目指していた多くの人達が諦めざるをえなくなりました。
弁護士になっても就職がなく独立開業しても仕事も収入も少ないのが現実で弁護士会の負担金月額5万円程度、借入金の返済などで毎月11万円を超える支払いを考えると法曹を諦めざるを得なくなるのだそうです。
 
 給費制度の廃止も小泉改革の中で行われたものですが「自己責任論」によって、社会の中で恵まれない人たちがより苦労しなければならなくなったのが当に小泉改革だったように思います。

 今一度、真剣に小泉改革を全般的に見直す必要があると思います。

 16日に参議院議員会館で給費制度維持を求める集会が開かれるそうですが、給費制度に反対している自民党議員もしっかりと弁護士会や修習生の意見に耳を傾けていただきたいものです。
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【2010/11/07 00:15】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
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