菊池恵楓園ボランティアガイド養 成講座②




 写真は、火葬場の跡、隔離の壁と堀、隔離の壁です。

療養所の周囲はコンクリートの壁で外部と隔絶されていました。
壁の高さは2.4メートル、壁の内側には、巾2メートルの堀があって逃げ出せないようにしてありました。
  療養所はひとつの「村」を形成していましたから、亡くなった人も療養所の中で入所者の手によって火葬されていました。

ハンセン病をテーマに創られた映画「あつい壁」と「新 あつい壁」と言う中山節夫監督の映画がありますが、あつい壁は
①社会と隔絶する壁。
②らい予防法と言う法の壁。
③国民の意識に刻み込まれたハンセン病に対する偏見と差別です。
 らい予防法は平成8年3月31日で廃止されましたが「差別のあつい壁」は今も尚、厳然として元患者やその家族、親族の前に立ちはだかっています。

「もう いいかい 骨になっても まあだだよ」と入所者が詠まれた川柳がありますが、納骨堂には死んでも故郷へ帰る事のできない3千人もの人々が眠っています。(全国の療養所には2万数千人が眠っています)

 我が国のハンセン病政策は「絶対隔離」と「絶滅政策」でしたから生きても死んでも「退所」できなかったのです。稀に、ご遺族が遺骨を引き取るのですが多くの場合引き取って貰えなかったのです。

「療養所」と言う施設で火葬場や納骨堂があるのはハンセン病の療養所だけです。
ハンセン病については、本ブログのカテゴリー「ハンセン病」でも連載していますのでご覧いただければ幸いです。
スポンサーサイト
【2010/07/26 07:22】 | ハンセン病 | トラックバック(0) | コメント(0)
<<「菊池医療刑務所を人権擁護の砦に」署名活動にご協力ください。 | ホーム | ジャスコ宇土・玉名店閉店・・・来年1月>>
コメント
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://keihoh.blog58.fc2.com/tb.php/1031-7dce4304
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

過去ログ

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック

QRコード

QRコード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる