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沖縄慰霊の日
今年もまた、悲しみの6月23日は沖縄慰霊の日です。
昼のニュースで沖縄の摩文仁の丘で開催された慰霊式典の模様が紹介されました。
 翁長沖縄県知事の慰霊の言葉は、胸を打つものがありましたが、安倍総理の言葉は、すべてが虚しく心に訴えるものが1つもりませんでした。
嘘つき人間の生き様は、衆人をしてひとりとして納得させることはできません。
 

民間人を含む多くの犠牲者が出た沖縄では、乳飲み子からお年寄りまで尊い命が失われま
した。
 毎年この日には、この詩を掲載します。
「無言の叫び」ガマの遺骨収集から  詞 森 典正  曲 永松英利

 ただ ひもじかっただけなのに ただ 泣きたかっただけなのに
一番信じていた母親の 胸に口塞がれ 抱きしめられて すぐにおっぱい飲めるかと信じながら
息絶えた 小さなお骨の仏様 60年経った 夏のガマ

 ただ 生きたかっただけなのに 本当に生きたかっただけなのに
 守ってくれるはずの兵隊に
 泣く子は殺すと剣突きつけられ 信じきってるいとし子を 必ず後から行くからね ごめんね ごめんねと 口塞ぐ 今年は暑い夏のガマ

 普通に暮らしたかっただけなのに 平和に暮らしたかっただけなのに 信じたはずのあの人の玉音ひとつで戦いが始まり 300万人道連れに 私は青酸カリ飲んで 訳も分からず死んでった 
取り残された夏のガマ
 
60年経った 夏のガマ 誓い新たに 夏のガマ

 沖縄で死んでいった多くの人々の悲しみ苦しみが伝わってきます。
私は、この歌詞のおっぱい飲みたかった赤ちゃんの思いを博多での法話の中に引用しました。

 親が子を虐待したり殺したりする浅ましい時代です。
 この曲の歌詞のように涙を流しながら「ごめんねごめんね」と泣きながら「おっぱいが飲める・・・」と自分を信じきっている愛しいわが子の口と鼻を塞いで命を絶たなければならなかった母の悲しみを思うと涙が止まりません。

 あなたはこの歌から何をどう感じ取ってくれますか?

 この日記は、平成22年6月22日に書いて公開していたものですが、6月23日は沖縄慰霊の日ですから毎年公開します。

 沖縄で犠牲になられた全ての人々に心から哀悼の意を捧げたいと思います。   
戦争で亡くなられた全ての方々に哀悼の意を表します。
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【2017/06/23 14:21】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
小松裕先生追悼文④完
小松裕先生追悼文④完

6、国策「無らい県運動」とF事件
 映画「新あつい壁」のモデルになった事件は、熊本県内のある村で実際に起きた事件だ、この事件の背景には、国と地方自治体が進めて来たハンセン病に対する偏見から行われた「無らい県運動」が深く関わっている。1951年の11月、参議院厚生委員会では「癩予防法の廃止」か議論された。参考人として呼ばれた、菊池恵楓園の宮崎松記、多磨全生園の林芳信、長島愛生園の光田健輔、以上の三園長は、予防法を更に強化することを訴えた。その結果、廃止されるべき予防法が「強制隔離と懲戒拘束権」が更に強化される結果となった。 
「光田健輔の師である、医学者入澤達吉は、政府が設置した鉱毒調査委員会の委員として、足尾鉱山を原因とする銅中毒の存在を一貫して否定してきた学者であることは偶然だろうか」と小松先生は指摘している。
7、不公平裁判によって命を奪われた 
Fさんは、不公平裁判で有罪へと追い込まれて1953年8月29日、死刑判決を受けた。9月7日、福岡高裁に控訴、5回の出張裁判後に控訴棄却、1審判決通り死刑判決が下された。
そして、9月12日、最高裁に上告。1956年4月と1957年3月に口頭弁論が2回開かれたが期待は裏切られ8月23日、上告棄却判決が確定した。
弁護団は、直ちに「不当判決」を弾劾し、再審請求をしたが、1962年9月13日に再審請求は退けられ、その翌日の14日、家族にも弁護団にも、本人にさえ知らされずに早朝より福岡拘置所に移送し、その日の午後、死刑が執行された。
8、なくならない差別と偏見 
 ハンセン病に対する偏見と差別はまだまだなくなったとは言えない。療養所の方たちが「故郷へ帰りたい」という思いを叶えさせてはくれない。
 「もう良いかい 遺骨になってもまーだだよ」これは、療養所の入所者が詠まれたものだが「せめて死んでからは故郷の地に眠りたい」というささやかな希望さえ叶えさせてくれない厳しい現実がある。あまりにも悲し過ぎはしないか。私は、小松先生の意思を引き継ぎ行動して行くことを再度誓いたい。

このブログを読んでいただいた皆様へ
長い拙い追悼文を読んでいただき有難うございました。
小松先生は、田中正造翁の精神に生きた文学者であり哲学者でもありました。
田中正造翁と小松先生の教えを受け継ぐ政治家が増えればこの国も少しはましな国になると思います。
 真の文明は 山を荒らさず 川を荒らさず 村を破らず 人を殺さざるなり・・・1912年6月17日 田中正造

【2017/06/20 16:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
小松裕先生追悼文③
小松裕先生追悼文③
3、真の教育者だった小松先生
 小松先生のお別れ会が熊本市斎場自然庵で行われたので私も参列した。
 田中正造研究会の方々も多く参加されていたが小松先生の教え子達も多数参加しておられ、中でも教え子達の弔辞は感銘深く拝聴した。
小松先生の教えは、学問と実生活は決して別のものではなく、実学としての学問だ。田中正造を学ぶことは田中正造と自己を重ね合わせ行動して行くことに他ならない。学生達は、そんな小松先生に魅かれたのだと思う。
 小松先生と出会った学生達は、良き人生の師を得たのではないかと思う。

4、水俣病を惹き起こした企業と起こさなかった企業
 小松先生は。水俣病問題でも被害者の立場で活動されている。
私の住む熊本県宇土市には、日本合成熊本工場がある。
この工場は、日本窒素水俣工場と同じ工程で化学製品を製造していたが「水俣病」は発生しなかった。
 その理由は、工場長が公害を防ぐ為に常に工場廃水を監視し、廃水に含まれる有機水銀を決して流さなかったのだ。子供の頃、日本合成の敷地内にものすごく広いカーバイトの池があったことを覚えている。
 その池こそが水銀を流さない為に造られた沈殿池だった。
廃水は、この巨大なプールに溜められ有害な有機水銀は流される事はなかった。
日本合成と日本窒素の立ち位置の違いが水俣病を惹き起こすか否かの分かれ目であった。要は、水俣病は日本窒素が日本合成と同様に有機水銀の混ざった廃水を流しさえしなければ防げた公害病だということだ。
僅かなその配慮のなさが、多の人々の命、人生を奪い今なお人々を苦しめる取り返しのつかない結果を招いた。
5、原発事故に学ばない為政者と原発村
2011年3月11日に起きた東日本大震災で破壊された東京電力福島第一原発が放射能汚染を惹き起こし、人々から故郷の土地や建物、生活を奪い取った。
 いつ終わるのか、どれだけ金が掛るのかさえ分からない廃炉作業には、国民の血税が湯水のごとく使われているのにも拘らず、原因企業である東京電力は、利益を上げ続け役員達も高額の報酬を受け取っている。これが、この国の一部の企業人の常識なのだ。
 そして、「原発再稼働」を進めようとする政治家や電力業界・原発村の在り方は、常識を逸脱していると言えないか。
 更に原発が同様の事故を起こしたら誰がどう責任を取るのか、いや誰も責任を取らないなか再稼働できるのだ。なんとも情けない国に堕したものだ。
【2017/06/20 16:01】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
小松裕先生追悼文②
小松裕先生追悼分②

2、小松先生と共通する立ち位置
 私は、曹洞宗の人権啓発相談員という仕事を4年間勤めて来た。
この仕事は、全国の宗務所の人権擁護推進主事(約70人)の指導や、宗門内の人権研修会の指導を担う重責を負う役職である。
 曹洞宗人権啓発基礎テキストの発刊に当って①水俣病問題と人権②ハンセン病問題と宗教③刑務所から社会復帰した人達の人権、④児童虐待について⑤ドメスティックバイオレンスについて執筆した。
 また、曹洞宗人権啓発ビデオ「寝た子を起こすな、その差別思想を問う」、「ハンセン病問題・私達が問われるもの」2本のビデオの制作委員も務めた。
 また、2001年(平成13年)5月11日、熊本地裁で下された「らい予防法違憲国家賠償請求訴訟」の原告全面勝訴判決を受けて発表した「全国同和問題に取り組む宗教教団連帯会議」の判決に対する公式見解の原案と同年6月28日に曹洞宗宗議会で決議された「ハンセン病問題での謝罪決議文」の原案も執筆した。
 また、中山映画株式会社の中山節夫監督、ハンセン病に対する偏見と差別による冤罪で死刑になったFさんの教誨師を勤められた坂本克明牧師に請われて製作上映実行委員会事務局員として製作した「新・あつい壁」も私の人生にとっても忘れることのできない思い出である。
 このように取り組んで来た課題が小松先生と共通するものが多かったことは深く通ずるものがあると思う。
小松先生が読んでくれていた私のブログでは、ハンセン病問題について、F事件についても連載したものだ。
御承知の通り、ハンセン病問題は、今も尚偏見と差別が解消されたとは言い難く、今年はハンセン病患者だった人達の御家族や御親戚の方々が原告となって国を提訴している。
 私は、宇土市議会議員を10年勤めているが、何故に住職である私が政治の世界に入ったのかというと、政治が間違えば国民市民は不幸になるからだ。
 大凡、宗教界、教育界、政界、経済界にある人間は、自分の立ち位置というものを自分なりに確立しなければならない。
 現代は、新自由主義という人も命も自然も大切にしない風潮が台頭して政治家の汚職、政治資金の不適切な運用が日常茶飯事の如く行われている。
検察官が証拠をねつ造したり冤罪をでっち上げたりして司法の独立さえも脅かされている。
 安倍総理が国会の答弁で「私は立法府の最高責任者だ」と中学生でも知っていることを間違って何度も答えている。もしかすると安倍総理は、本気で立法府の最高責任者と考えているのか、行政府と立法府のどちらも自らが最高責任者と考えているのかもしれない。つまり我が国には「三権分立はない」と言いたいのかと勘繰ってしまった。
 国家の最高法規である憲法をその時の内閣の都合で勝手に解釈改憲するようなことが許されるはずがないのに強引に押し通してしまう手法は、立憲主義、民主主義の破壊でしかない。
 一国の総理大臣がこの程度では、国民が幸せになれるはずがないと思う。
 嘗て、政治家や官僚は、国を思い国民を思ってその道を目指し働いた人が多かったと思う。しかし、今はどうだろう、国民の納めた血税を私利私欲の為に浪費する輩が多過ぎはしないだろうか。
 折しも本日、舛添東京都知事が政治資金の不適切な使用や公用車の私的利用などをマスコミに叩かれ、更に都議会で追及され「不信任決議案」が提出される前に辞表を提出して辞任に追い込まれた。尤も、追及している都議会議員も同じ穴のムジナと言われて久しい。
前知事の猪瀬直樹知事も医療法人徳州会から受け取った5000万円を政治資金収支報告書に記載せず追及され辞任に追い込まれた。
二代続く知事の不始末に都民の怒りも頂点に達した感がある。
 他にも汚職に手を染めた議員は山ほど居るのがこの国の政界だ。
 地方議員から国会議員、首長までこの国の政治家は、選挙に金を使うことから原点から間違っている。選挙に金が掛るから当選後は、その穴埋めの為に汚職に手を染めることになるのだ。
 また、政権与党側に居ることによって、様々な利益を享受している者も多い。
そのような者は、常に長い物に巻かれ続けているようなものだから正論を吐くことはしない。いや出来ないのだ。
 勿論、真っ当な政治家も居ることも確かである。
 田中正造翁は、足尾鉱毒事件でも、徹底して被害者の立場に立って我が身を犠牲にして救済に尽力された。その立ち位置は、常に社会的弱者の立場であった。
 小松先生も私もそんな田中正造翁に対する尊敬の念と自らの立ち位置は同じだと思う。
【2017/06/20 16:00】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
田中正造研究会で故小松裕先生の追悼文集を発行します。
 熊本大学文学部長で文学博士の小松裕先生が一昨年三月にお亡くなりになりました。
田中正造研究会で「追悼集」を発行すべく準備を進めています。
私も追悼文を寄稿しておりますが、一足先に追悼文をブログで公開します。

小松裕先生を偲んで                法泉寺住職 藤井慶峰
1、小松裕先生との出会い
 足尾鉱毒事件で事件の被害者の救済の為に闘った田中正造翁のことを尊敬する私は、友人で後輩の野口修一市議から熊本で田中正造研究会が毎月開催されていることを聞き、会場の五福公民館に足を運んだ。
 小松先生と6人ほどの会員が田中正造の書簡を輪読しておられたので挨拶をして参加させていただいた。
その時、小松先生から「藤井さんのブログはいつも見させていただいています。いつも大切なことを書いておられますから楽しみにしていますよ。藤井さんがこの会に参加してくれて良かった・・・」と予想外の言葉をいただき大変嬉しく思ったことを懐かしく思い出す。
 小松先生は、私と同じ1954年生まれ。同年齢の素晴らしい友を得た思いで感激した。
 小松先生と私の社会問題に対する考え方は共通するものが多かったこともあって自から話が弾んだものだ。
【2017/06/20 15:56】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)


藤井慶峰の日々を綴るブログです。法泉寺のHPへ

プロフィール

藤井慶峰(ふじい けいほう)

Author:藤井慶峰(ふじい けいほう)
1954(昭和29)年5月、宇土市生まれ。
 ペットは愛犬レオとルナ(10年前に捨てられていた雑種犬ですが気が利く我が家の番犬です。レオはオスで門番をしています。お参りの人や用があって来た人は笑顔で迎えますが、怪しい人には吠えます。但し、夜は見知らぬ人には吠えますのでご注意。(噛みはしません)八幡大学第2部法律学科卒業、法泉寺26世住職 大本山総持寺布教師 曹洞宗九州管区教化センター布教師 九州四十九院薬師霊場会理事 熊本市人権啓発推進総室講師 保護司 熊本刑務所教誨師 平成義塾熊本前塾長 ハンセン病市民学会宗教部会世話人 人権啓発映画「新あつい壁」製作上映実行委員会事務局世話人  環境ネットワーク熊本会員 宇土の文化を考える市民の会世話人 不知火竜馬会会員 自殺防止ネットワーク風熊本相談所 
 宇土市議会議員(3期目)

(好きな言葉)希望は高く頭は低く   実るほど頭の下がる稲穂かな    身を削り 人に尽くさん すりこぎの その味知れる 人ぞ尊し
(尊敬する人)お釈迦様  マハトマ・ガンジー  横井小楠  坂本竜馬  吉田松陰 田中正造 西郷隆盛 小松帯刀 天璋院篤姫
(著書)美しい地球と未来を子供たちに ㈱ぱんたか刊 1300円 この本を送料・税込み1000円で差し上げます。

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