3月6日（金）午前10時から宇土市議会本会議、一般質問で登壇します。
質問内容は、下記通りです。
興味のある方、時間のある方は傍聴できますのでお越しください。
平成27年3月定例会　一般質問　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
1、 命の教育、人権教育について
　①佐世保市で起きた女子高校生による友人であった同級生の女の子を殺害し遺体を解体しようとした事件、名古屋市で起きた名古屋大学に在学中の19歳の女子大生による77歳の女性を殺害して自宅アパートの浴槽に放置というか遺棄した事件がありました。
　この二つの事件の犯人の共通点は、殺害の動機が「人を殺して見たかった」という常識では考えられないものであります。また、二人とも学業が優秀であることと経済的に恵まれている家庭で育ったこともひとつの共通点であります。
　また、川崎市では、中学一年の男の子が多摩川の河川敷で殺害される事件が発生しております。
　この三つの事件は、極めて残忍な事件であります。
このような事件に対する見方、考え方、対応の仕方というのは、これが絶対に正しいといものはないと思いますが、先ず、教育立市を標榜する宇土市の教育行政を預かる教育長としてのこのような事件についてどのように考えておられるかお伺いしたい。
また、これらの事件について、教育委員の会議の中で議論されたことがあれば、主な意見で結構ですからお聞かせいただきたい。


　②この川崎市の事件は、いじめの領域を遥かに超えた極めて残虐な事件であろうと思いますが、本市の小中学校に於けるいじめの認知件数が分かればお示しいただきたい。
　また、いじめについてどのように対応しておられるかお聞きしたい。

　③家庭の教育力の低下があると思います。また、宇土市ではまだまだ地域の教育力の低下は大丈夫と思いますが、都会では地域の教育力の低下が言われています。
　本市で、このような事件の発生を防ぐ為の方法はあるかお伺いしたい。

（私の意見の趣旨）下記のことを私の意見として述べます。
①人権教育は命の教育であることを再確認したい。
②いじめは、受けている子供の様子をしっかり観察し、耳を傾けないと把握することは難しい。
③生徒を絶対に守ると言う姿勢が教育委員会にも学校にも親にも必要だということ。
④家庭教育、食育の重要性を若い親にしっかり教える必要がある。
⑤子育てにより良い社会環境、教育環境を整えること、守っていくことが大切である。

　昨夜は、１８時半から宇土市のJA宇城宇土支所２階会議室で元松茂樹宇土市長後援会の市政報告会が開催され４００人を超える市民が参加しました。
　市政報告の中で県議会議員選挙に対する自らの姿勢について報告されました。
　それは、宇土市の将来を考えて西山宗孝さんを応援するということでありました。
　私も市民の為に元松市政を支える立場の者として西山さんを応援します。

　報告会の終了後、JRで八代まで移動し、県議会議員磯田毅さんの決起集会に駆け付け、元農林水産大臣の山田正彦先生（弁護士）と久しぶりにお会いしてTPPや国政についてのお話を伺いながら酒席を共にし２３時半に帰宅しました。
　山田先生は、この国を守る為に精力的に全国を駆け回っておられます。
私が尊敬するひとりの政治家であり弁護士であります。

　宇土市議会に、宇土市水町に開設が予定されている場外車券売り場「サテライト」に反対する意見書を出していただくよう宇城地区保護司会から陳情書を提出しました。
　保護司は、ギャンブル依存症の結果、家庭を不幸にしてしまった人達、その家族を見て来ている人がおりますから、このような施設を造ることには反対が圧倒的に多いのです。

ギャンブル依存症

　選挙が近づいてくるとこのブログを見ていただく方が多くなります。
「藤井はどう動くのか?」という興味を持っておられる方が多いのだと思います。
市議も地方の政治家の端くれですから、市長選、県議選、国政選挙においてもその姿勢を曖昧にして過ごすことは出来ません。
「どちらにも良い顔」しようとすればする程、信頼を失墜しますから態度を表明いたします。
　今回の県議選挙に於いても、県議選に再挑戦される西山宗孝氏を応援します。
理由は、二者択一ですから政治家としての資質、経験、人望など考えた結果であります。
　

　1月31日、14時から長洲町の文化会館で有明海沿岸道路(二期)早期整備促進決起大会が開催されましたので、宇土市議会議員7名で参加しました。
　最初に自民党元幹事長古賀誠元衆議院議員の「戦後70年を迎えて」と言う演題での記念公演があり、その内容が素晴らしく共感するもので古賀先生に対する尊敬の思いが湧き起こりましたので御紹介します。
　古賀先生は、昭和15年8月5日、福岡県山門郡瀬高町の乾物屋に生まれられました。
2歳の時、お父様がフィリピンのレイテ島で戦死され、父親の顔も抱かれた記憶もないそうです。
　自宅のお仏壇には、お父様が戦死されたレイテ島に慰霊参拝に訪れた時に多くの日本兵が戦死した洞窟から拾って来た石ころをお祀りしているのだそうです。
　古賀先生の政治家を目指した動機は、「平和、戦争のない社会の実現であった」とお話しされました。
　終戦になっても父親は帰ることなく、待っていたのは、ふたりの子供を1人で育てる母親との貧乏暮らしで、昼間は自転車で乾物を行商し、編傘作りに夜なべする母親の姿を見てそだったそうです。
　最初の衆議院議員選挙に出馬する時、当時の自民党総裁、大平正芳総理大臣の処へ挨拶に行った時、経歴書を見た総裁からひとりだけ呼び止められ「古賀君、君は他の候補者が持っていない財産を持っておる。それは『貧苦』だ。政治家の使命は、戦争のない平和な国を創り国民を幸せにすることだ。君は、父親を戦争で失くして苦労してきた。それを糧として良き政治家を目指せ・・・」と励まされたそうです。
　そして、安倍政権の集団的自衛権を容認する閣議決定についても特定秘密保護法の制定についても厳しく批判され、この国が戦後70年、戦争でひとりの犠牲者も出さなかったのは、憲法第9条があったからであり、平和憲法を「連合国から押し付けられた憲法」という考えは間違いだと厳しく指摘されました。
　イスラム国による日本人拉致殺害事件についても、「1月17日、安倍総理が行くべきところは、イスラエルなど中東ではなく、阪神淡路大震災から20年になる。あの時生まれた人達が成人を迎える神戸にこそ行くべきだった。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地が重なり、多くの民族が争いを続けてきた一番難しい問題が複雑に絡み合う中東に行くべきではなかった」と語られました。
　戦前、戦中世代のリーダーが政治の中枢を退き、戦争を知らない世代がリーダーになった時、平和憲法の真価が問われる。平和が脅かされることを多くの先輩達が懸念していると語られました。
　靖国神社についても、「先の大戦の戦争責任を誰も取っていない、A級戦犯として裁かれた人達も靖国神社に合祀したことは誰も戦争責任を取らないことを意味している。本当の保守本流というのは、平和な国を創り国民を幸福にすることだ・・・」と話されました。
沿岸道路についても最後にインフラ整備の大切さを話されました。
　会場には、福岡、県内の国会議員と県議会議員、市長村長、市町村会議員、一般市民など約900人が古賀先生の講演に聞き入っておりました。
　自民党の皆様の心にも深く強く響いたものと思いました。
私自身、古賀先生に対する過去に持っていた政治家としてのイメージがすっかり変わり尊敬の念を覚えました。
長文を最後まで読んでいただき有難うございました。